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マルツ LHPA-DIA_BUFFER-KIT

マルツのヘッドホンアンプキット
LHPA-DIA_BUFFER-KIT

●仕様
オペアンプ + トランジスタによるダイヤモンドバッファ 類似 SAITAMA-HA7
トランジスタによるカレントミラー電源分圧 類似 Simple Class-ABの電源部
アンプ基板サイズ 72mm×47mm おまけのボリューム&ジャック取付基板は別
電源5V~12V アルカリ乾電池4本~8本 or エネループ6本~10本 or 006P電池1本
消費電力 5V≒約45mA 9V≒約80mA 12V≒約90mA
006Pだと約9Vで約80mAも消費するので放電量に問題があるらしい。



●リンク
「LHPA-DIA_BUFFER-KIT」を簡単に弄ってみる。
マルツで売ってるリンクマンのLHPA-DIA_BUFFER-KITを作ってみた。
LHPA-DIA_BUFFER-KITを作り直した

記事が少ない。



●ケースの問題
2万円以下の市販品よりも良い回路なので、価格と音だけを考えれば非常に良い。
問題点は、ポータブル用途での大きさで、おまけの基板を使用する場合や無加工でケースに取り付けたい場合はタカチのMXA2-8-12Sになり、かなり大きい。
おまけ基板とアンプ基板を切り離した上で、基板を2mm削ればタカチMXA2-8-9Sが入るが、幅と高さを変えずに奥行きだけを詰めても小さくなった気がしない。
もう一つの問題点が、おまけ基板をケースに取り付けた際の格好の悪さで、パネルの面積の割にはボリュームとジャック2個しか付いていないので殺風景になる。ボリュームは市販品では貴重なスイッチ付きの2連ボリュームを使用するので入手が困難。アルプスのRK0971221Z05を探すか、秋月のアンプのものを流用するぐらいしか思い浮かばない。

おまけの基板は使わずにパネル取付の部品を選んだ方が、ケースの選択肢が広がって良いだろう。



●使用部品について
ケースをタカチMXA2-8-9Sにしても、電源のコンデンサKZHの背が高くてケースに入らない。OSコンなどの小型のものに変更しないといけない。
回路基板の原型は間違いなくこれで、オリジナルがGRランクのトランジスタなのに対し、キットのものはYランクのトランジスタになっている。

抵抗やコンデンサについては十分な品質で、交換しても大きな音質の差は得られない気がする。



●音質について
これまでに
AE-HPPML
OP-NJM4556A-25
DKAMP1
を組み立てたが、ポータブルで普通のヘッドホンを繋ぐ場合はどれも大差ない。
据置き用途であれば好みとしては
DKAMP1 > LHPA-DIA_BUFFER-KIT >>> AE-HPPML >>>>>> OP-NJM4556A-25
になる。
駆動力は
LHPA-DIA_BUFFER-KIT ≒ OP-NJM4556A-25 ≒ DKAMP1 >>> AE-HPPML
で、
AE-HPPMLは低音が出るものの乾電池4本の電圧ではYAMAHA HP-2には使えなかった。
OP-NJM4556A-25は粗がありすぎて駆動力以前の音色。
DKAMP1はゲイン2で7.2V駆動なのに何故かHP-2でも濃厚な音が鳴る。
LHPA-DIA_BUFFER-KITは他のアンプよりも全てにおいて上回るが、
そのまま組んだだけでは大きすぎて使い物にならない。

どうせならば24V対応にして据置きか、006Pを2本使った音質重視の仕様にした方が中途半端感が無くなって良かったのではないかと思う。



●写真
上段がDKAMP1
中段がAE-HPPML(秋月ヘッドホンアンプ)
下段がLHPA-DIA_BUFFER-KIT(マルツヘッドホンアンプ)
DSC00762.jpg
DSC00764.jpg
DSC00767.jpg

ポータブルにはchumoyアンプA47の方が良いだろう。
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Tag:Headphone Amp  Trackback:0 comment:2 

DKAMP1 ディスクリートの電流帰還ヘッドホンアンプ

DR.KSKさん作 DKAMP1
電流帰還 ディスクリート ヘッドホンアンプ
基板をオークションで購入

現在はDKamp2(Trapezium)と言うバージョンになっているので、これは旧作。
同等品はTrapeziumのαモジュール搭載機で、回路を見る限りほぼ同じ音が鳴ると予想。
Trapeziumはアンプ回路とそれ以外が分離出来るシステムになっているので、
格安なアンプ部分のみの交換で新型に対応可能になっている。
市場に出回っている市販ポータブルヘッドホンアンプの相場を考えると5万円ぐらいの値付けが妥当かと思われるが、
売価半分で、作者のこれまでの手間を考えると赤字販売と思われる。

基板だけの購入なので、最初はケースなしの記事を書いたが、
現在はジャンクケースを購入させていただき(全然ジャンクじゃなかった)、完成品となっている。

充電電池が初期不良物だったが、これもDKさんの神対応のおかげで動作品と交換する事が出来て快適に動作中。

ケース別で7000円程度、タカチKCSも買うと1万円超え、
トランジスタの正確なペア取りやハンダ付け等の自作に拘りが無ければ完成品(ヤフオクで約15000円。Trapeziumは25000円)を買った方が良い。
実装密度が高い為、組立にかなりの時間と根気が必要になる。
部品は完成品より少し質を落としたが、音の本質は完成品と大差ないだろう。
トランジスタは秋月のものを沢山購入してhfeを計って選別。
OSコンでは無く普通の電解コンにしたので、高音域の音は完成品よりも出ていないかも知れない。
DKAMP.jpg

ケースは特注サイズで、後ろのパネルに充電の為のジャックがある為、長さがぴったりのものが必要で、自作は難しい。
ポテンショメータで出力オフセットを0mV調整。

音色はクリア。
LME49720のA47に似た音色だが、DKAMPの方が透明感があり、クセが無い。
バーブラウンのオペアンプの音色とは対称的。
しかし、このDKAMPは低音の量が多い。

視聴

楽曲 :「Gaslighting Abbie」Steely Dan
再生機: Panasonic SL-SX500 ラインアウト
ケーブル:ベルデン88760
プラグ :カナレF-12
ハンダ :KR-19 RMA
ヘッドホン:ImageX10

ImageX10はBAとしては低音が強めなので相性が良いとは言えない組み合わせだが、低音が弱い音源ならばそこそこ合うかもしれない。
ゲイン変更しないで組んだがYAMAHA HP-2もギリギリ鳴るので、存在するほぼ全てのヘッドホンを鳴らす事が出来るだろう。
電源ON・OFFのポップ音は無い。

電源部のオペアンプ差し替えは手持ちの物では変化が分からなかった。
極端に出力の低いオペアンプに変更すれば低音の出が大人しくなるかも知れない。
電源用opeamp

このDKAMP1の特徴は充電出来る事で、電池交換の煩わしさから開放される。1回の充電で20時間以上持つので電源に関しての欠点は無い。
大きさは、厚みがハイエンドの市販品よりも薄い20mm、奥行きはポータブルとしては長めの103mm、幅は異様に狭い60mmで、この幅の狭さが実寸法以上のコンパクト感を醸し出している。
下の写真は、
上段がDKAMP1
中段がAE-HPPML(秋月ヘッドホンアンプ)
下段がLHPA-DIA_BUFFER-KIT(マルツヘッドホンアンプ)
DSC00762.jpg
DSC00764.jpg
DSC00767.jpg

幅60mmは、旧型のipod nanoの幅とほぼ一緒で、dock経由でアンプを接続する場合はdockコネクタのサイズとアンプの奥行きが丁度良くなる。
DSC00748.jpg

クリエイティブのZENとも相性が良かった。一般的な折り畳み式携帯電話やカード類の幅に近いと言うのが拘りなのだろう。
DSC00752.jpg

その代わりデメリットとして、全体の幅が狭い分ボリュームとジャックの間が狭く、カナレF-12を入力ジャックに挿す事が出来ない。大抵のプラグは挿せるはずなので実害は無いと思う。
DSC00745.jpg


しばらく使った感想(H22/2/22)
大きさはそれほど気にならないが、ポータブルとしては重い。
音質は十分で、これ以上は望む必要性を感じない。
充電が便利で、自作アンプを全てこの充電方法に変更したくなる。
重いので運用には気合が必要だが、満足度の方が高く感じるのでこれからも使って行けそう。
hp-2dkamp1.jpg

Tag:Headphone Amp  Trackback:0 comment:10 

秋月電子通商のポータブルヘッドフォンアンプキット(ポータブルヘッドホンアンプキット)

秋月電子通商のポータブルヘッドフォンアンプキット(AE-HPPML 外寸:約62mm×38mmとサイトに記載。4200円)&ポータブルヘッドホンアンプキット用金属ケース(外寸:97mm×70mm実寸。2400円)
文末に写真貼っておいたが、アンプの方は「ヘッドフォン」でケースの方は「ヘッドホン」が正式名称のようだ。



参考記事:
MJ無線と実験 2009年10月号…ヘッドホンアンプ特集 P.128
ポータブルヘッドフォンアンプ part2 ←この記事でコンデンサ逆接続を知りました。
秋月電子通商のポータブルヘッドホンアンプのキットを作成した
秋月電子通商のポータブルヘッドホンアンプのキットを作成した。その後その① ←この記事に使用後のコメントしました。
ポータブルヘッドホンアンプ(AE-HPPML)を作ろう ←良記事。写真解説付きで分かりやすい。私の記事よりもずっと参考になる。


組み立ては簡単で、①から⑤までの作業は10分程で終わる。

①ミニジャック2個を所定の位置にハンダ付け。

②ボリューム軸の根本にある、本来はケースパネルに引っ掛けて空回りを防ぐ出っ張りをニッパーで切る
…切らないとケースパネルに当たって完成させられない。

③ボリュームを所定の位置にハンダ付け
…ハンダ付け後に基板裏に出た足はなるべく短く切り落とした方が良い。お勧めの方法は、足を1本だけ軽くハンダ付けして、全ての足をニッパーで短く切り落としてから他の足をきちんとハンダ付けし、最後に、最初にハンダ付けした足のハンダをきちんと付け直すと仕上がりが綺麗になり、ケースとの接触もある程度は防げる。次のコンデンサのハンダ付け時にもこれは有効、というよりもやったほうが良い。
ハンダ付け時にボリュームに熱を加える事は、抵抗値の変化で音を調整する為に塗られているカーボンにも熱を加える事になるので、何となく気分が悪いと感じるのであればボリュームを最小の状態(時計と逆廻りの電源オフ状態)になっているのを確認してからハンダを付けると気分が良い。

④電解コンデンサ4個の足を根本から90度曲げる(+と-の極性に注意)
…足が長い方が「+」。基盤の「+」の印刷を見ながら足を曲げる方向を考える。3個が同じかたちで、ボリューム脇のコンデンサだけその3つと反対に曲げる事になる。

⑤電解コンデンサ4個を基板に挿してハンダ付け。
…ボリュームの脇のコンデンサだけ「+」がプリントされていないが、それ以外の箇所は④で3つ同じに曲げたコンデンサを取り付ける。ボリューム脇のプリントされていないところのコンデンサの向きがこのキット最大の罠で、キット付属の配線図をよく読むと分かるが、C31(このコンデンサの事)が電池ボックス2個を連結したところ(仮想グランド)と接続される極がマイナスとあり、基板の仮想グランドとC31の取り合いはマイナスと言うことになる。
私は間違ってつけてしまったクチで、
http://trombone-hws.jugem.jp/?eid=296#comments
を見て間違いが分かった。間違えたまま使っていると爆発する可能性があるので気をつけないといけない。
間違って取り付けてしまってどうしても部品を取り替えたい場合は、干石の地下に同じものが売られているのを確認。
間違い写真が↓
akidukiampconwrong.jpg
akidukiampconwrong2.jpg

正しい取り付け方法が↓
akidukiampconok1.jpg
akidukiampconok2.jpg

4個全てハンダ付けしたらニッパーで長い足を切り取る。


⑥ケースのパネルを合わせながらLEDを取り付ける
…LEDも向き(極性)が決まっているので注意。基板の「A」表示のところに足の長い方を挿し、パネルのLED穴の位置を確認しながらハンダ付け。ハンダ付けしたらニッパーで長い足を切り取る。足を最初に切り落としてしまって極性が分からなくなってしまった場合は、LEDの先端の形状を見て、金属部分の小さい方が基板の「A」側になる。

⑦電池ボックスの赤い線を「V1+」に挿してハンダ付け。黒い線はとの隣の「V1-」にハンダ付け。もう1つの電池ボックスの赤い線も同様に「V2+」に付け、残った黒い線をその隣の「V2-」に付ける。出来上がりの見た目は赤・黒・赤・黒の配置になる。
線の長さはケースに配置しながら調整する。赤黒の線をより合わせるとノイズに強くなるし、電池交換時のハンダ付け部分からの断線防止にも役立つ上に、見た目も格段に良くなる。
akidukiend3.jpg

電池を入れて音を聴いてみる。OKならばケース組み立て。
普通に組むとカタカタ言うので、ケースの部品で一番大きな板とサイドを留める板が接する部分にうまくビニールテープを貼り付ける。
基板の裏になる部分にも一応ビニールテープを貼っておいた方が良いだろう。ケースに基板を載せてみて、先ほど切ったLEDとコンデンサの足がケースに触れていないかチェックする。ケースの大きさはカードケースを少しだけ大きくしたサイズ(外寸97mm×70mm)だが厚みが20mm(実寸)しかなく結構薄いので回路の接触によるショート対策はしておくべき。(秋月電子通商のポータブルヘッドホンアンプのキットを作成した。その後その①にコメントしたが、絶縁対策をする事によってかなり気をつけて基板出し入れをしないと基板裏面に取り付けてある特殊なフィルムコンデンサがそれに接触してフィルムコンデンサの表面の柔らかい金属膜が剥がれる可能性が高いので、取り扱いには注意)
電池の固定はダイソーの両面粘着パッドと言う透明なゲル状の2mm厚シートを2枚重ねて4mmに嵩上げしてボックスの下に敷いている。色のついているゲル状シートは色うつりするので注意。
panel.jpg
akidukiend1.jpg
akidukiend2.jpg

このケースは、タカチKCSと思われるが、タカチMXAと比べてしまうと2400円どころか1000円の価値も無い出来だと思う(KCSの価格表を見ていると、このケースに該当しそうな寸法だと3000円弱してしまうので、個人でKSCケースをタカチにオーダーするよりはこのケースの方が安いと言う事にはなる)。唯一の利点がパネル穴(ボリューム・ミニジャック・LED)を空けなくても良いところだけ。パネル側面の処理は下の写真の通り(ピンボケだが)切断痕と言うよりも割った痕のような酷い有様。600番、900番、1200番の順で紙やすり(耐水ペーパ)を余り力を入れずにかけてバリを取るとマシになる。やすり代をケチる場合はひたすら1200番で根気良く。仕上げにコンパウンドをかければ鏡面仕上げになる。ここまでやるとほかの部分もコンパウンドをかけたくなる。
edge.jpg


ここからはボリュームとミニジャックとLEDの穴空け加工が必要になる為、自作の腕と道具が必要になってしまうが、ケースはタカチのMXAをお勧めする。丁度良い大きさを選ぶのが大変だが、ここが一番大事なところなので妥協しない事を薦める。ステップドリルとインパクトドライバを持っていれば簡単に精度の良い穴あけが出来るが、インパクトが1万円でステップドリルが3000円近くするので、これだけの為に買うのは無駄。穴を空ける時はパネルの裏側から行い表面にはテープでマスキングする。表から穴を空けると、手が滑った時にパネルにキズを付ける。
書店でMJと言う雑誌が1100円で売られており、100万円を超えるAV機器の話が主なので縁遠い存在だが、その雑誌の2009年10月号に丁度このアンプとMXAケースの記事が出ているので購入してみた。MJではタカチMXA2-8-12Sを採用している。記事詳細については著作権に触れるので控えるが、Webで記事を見ているだけでは物足りない部分や付加価値となる部分を紙媒体で上手に表現しているので、この秋月ヘッドホンアンプを購入するのであれば貴重な取り扱い説明書として雑誌を購入しておいた方がより愛着感が沸くだろう。何より、紙面を賑わせている100万円超えの機器や本格的な金田明彦さんのヘッドホンアンプの記事と並んでいるのを見られる事だけでも素晴らしい。

秋月ヘッドホンアンプAE-HPPMLの各機能の使い勝手については、まずボリュームが素晴らしく電源スイッチ付のアルプス社製である。自作ものはトグルスイッチやプッシュスイッチを付けるのが当たり前だが、ボリュームとスイッチが一緒になっているのでデザインがスマートになり、最大音量でのスイッチONの事故も防げる。回した時のガリ音は無いが、マルツRD925Gの滑らかな動きと違って不自然な抵抗感を感じる。音質については、普通と言えば良いのか、正直よく分からない。
青色LEDは少し眩しい。抵抗を増やして照度を落とした方が良いだろう。
ジャックはパネルネジが無いタイプで、同形状のパネルネジ有りを取り付けてみてパネルとの取り合いをチェックしてみたが、パネルから飛び出る部分が短くネジが巻けなかった。専用ケース以外を使う場合は、ネジ付ジャックで誤魔化す事が困難なので、ジャック穴を正確に空ける必要があるだろう。
コンデンサはルビコンの良質なものなので交換の必要は無し。ケースはダメだが、キットの方は非常に良い。オペアンプはOPA2353なので、オキシライド乾電池を使うと電圧が高すぎて壊れる(ダイオードで電圧を下げているのでオキシライド可のコメントをいただきました。常用している方おりましたら教えてください)。エネループなどのニッケル水素電池との相性が一番良い。

肝心の音質だが、手持ちの自作ヘッドホンアンプに劣る事は無く、むしろ良好。この大きさでも問題ないのであればわざわざ自作する必要の無い性能だと思う。コンデンサの付け間違いに気付く前の音と正しく付け直した後の音との違いは感じられなかった…。左右の音が違うはずなのだが、全く分からない。自分の耳はダメな耳のようだ。

結論として、ケースはコストパフォーマンス最低だが、ポータブルヘッドフォンアンプキットの方はお買い得。
barcode.jpg

Tag:Headphone Amp  Trackback:1 comment:14 

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